シングル・ナノ粒子量産技術

マイクロ化学プロセス(マイクロ空間)により、
理想的な反応場を構築した当社だけが提供できる技術です。

特定の大きさの粒子のみを調製するためには、厳密な反応条件制御が要求されるため、
通常の回分法や流通法では困難でした。そこで当社は、ナノテクノロジー分野で用いられる
シングル・ナノ粒子をより効率的に製造する手段として、金属塩を含む溶液を液相で還元する
Built up法を採用し、マイクロ化学プロセスを用いて量産する手法を開発しました。

ナノ粒子の製造方法(合成方法)

ナノ粒子の合成方法は、従来から数多く提案されており、2つの方法に大分されます。

★Break down 法:大きな粒子や塊を粉砕して小さな粒子を作ります。
★Built up 法:イオンあるいは原子レベルの小さな粒子を組み上げて大きな粒子を形成します。

※ Break down法およびBuilt up法の イメージ図はこちらへ。

前者(Break down法)は、小さな粒子を得ようとすると粒子径分布が広くなるという問題点が
あります。さらに、粉砕時に他の物質との衝突による表面汚染やメカノケミカル的な表面変化を
生じる恐れがあります。
一方、後者(Built up法)は、イオンや錯体を用いて化学反応によってナノ粒子を合成するので
数十原子からなるシングル・ナノ粒子調製に適しています。シングル・ナノレベルの粒子を調製
するためには、Breakk down法よりBuiltk up法が適していると考えられています。

マイクロ化学プロセス

マイクロ化学プロセス

矢印

マイクロ化学プロセス積層体

マイクロ化学プロセス積層体

矢印

1.5nm(シングル・ナノ粒子)

1.5nm(シングルナノ粒子)
※イメージ画像
合成プロセスの概念図はこちら

Copyright©2017 NCJ Co.,Ltd. All Rights Reserved.

フッターライン